千葉県は?流山市は何人増えるのかな?
2025(令和7)年度 文科省概算要求で示された “通級担当教員の基礎定数化” 9 年目の増員幅
内容
“基礎定数化”=《これまで加配(臨時枠)だった通級・日本語指導の教員ポストを、学級担任と同じ“常設枠”に置き換える10年計画》
2025年度の数字
+551人を新たに基礎定数へ上積み(令和7年度は計画 9/10 年目)
内訳(報道・局説明ベース)
▸通級担当 約370人 ▸日本語指導担当 約180人
※実際の配分は児童生徒数で都道府県に割り振り
スタート年、2017(平成29)年度に義務標準法を改正。
「13人の通級在籍児童生徒につき教員1人」を基準に10年間で移行する方針を決定
累計増員の推移
’17 +650 → ’18 +640 → ’19 +620 → ’20 +600 → ’21 +590 → ’22 +580 → ’23 +570 → ’24 +560 → ’25 +551 → ’26(最終年)残り約540 予定(概算)
財政規模 人件費ベースで約43億円(平均教員年俸+諸手当×551×年度途中採用係数)
ゴール(2026 =10/10 年目)
通級担当は 全国で“基礎定数”扱いに一本化 ➜ 各県は毎年度の児童生徒数に応じて自動的に教員枠が確保される
「基礎定数化」する
1.財源を“恒久化”
•加配は毎年度“予算交渉”が必要だが、基礎定数になれば自治体は必ず配置枠を受け取れる。
2.採用計画が立てやすい
•常勤ポスト化で教員確保競争に有利。経験者の継続配置=質の安定。
3.校内人事の弾力化
•標準法上の枠になるため、校長が時間割や担当教科を組みやすく、通級×教科指導の拡充にも直結。