10月に入り、秋晴れのお天気が続いています。
アレルギーや風邪の症状が出ている生徒が増えているのが気になりますが、
本人達は体育祭や文化祭、はたまた修学旅行と慌ただしく、
中間テストも追い打ちをかけて、落ち着く暇のない毎日を過ごしています。
日々成長している彼らが見せてくれる奇跡のような瞬間!
今日も見ました、驚くような変化!
どうでも良いと思っていた勉強に興味を持ち食いついて来る。
教科書を読むことが出来ない生徒もいます。
読めないと言えない年齢になると、分からないまま分かった振りをしてやり過ごすのです。
学習障害を持つ生徒は、知的欲求を感じながら会得する方法が分からないまま
いつのまにか出来ない自分にあきらめてしまっているようです。
でも、私が代読しながら内容を説明すると身を乗り出すようにして聞き入り、
自分の意見を言ってくれます!
1時間半読み説明すると、口のなかはカラカラですが、心はたっぷり潤う幸せ。
とっても控えめな表現しかしない彼らですが、
「分からないことを言って良いんだ」と思ってくれたときから
少しずつ変化が見え、その変化がいきなりピカッ!と光る瞬間。
発達障がいの子ども達と共に学んでいて、最も嬉しい時間です。